事務局で2次助成までを振り返りました
SOCIALSHIP2023は、現在3次助成実施中です。SOCIALSHIP事務局としては、数ヶ月の助成期間とは思えないほど、SOCIALSHIPを通して参加団体様に多くの経験を得ていただけたと感じています。長文となりますが、2次助成最終審査会までを事務局で振り返ってみました。SOCIALSHIPの空気感が伝わると思いますのでぜひお読みください。
2023年12月の1次助成の頃は「自分たちの団体の魅力は何?」「強みは何?」から話し合いました。はじめは多くの団体様が、この話し合いに苦戦されていました。しかし、団体様同士の意見交換を通して、自分たちを客観的に見ることができた、「ここも自分たちの魅力だったのか」と再発見につながった、という声をたくさんいただくことができました。
2024年2月の2次助成では、各団体に伴走ファンドレイザーがつき、ファンドレイジング戦略を立てました。1次助成で整理した団体の魅力を、次は支援者に伝えるための計画です。今年度は、ファンドレイジングを始めたばかりで、プログラムについていくこと自体が大変である団体様も多かったように見受けられました。それでも、必死に内容に食らいついていく熱量に圧倒されました。
最終審査会のプレゼンのテーマは「初めて団体を知る人に団体の魅力を短時間で伝える」
最終審査会のプレゼンは「初めて団体を知る人に団体の魅力を短時間で伝える」ことがテーマでした。NPO団体は寄付募集の場面に限らず団体のプレゼンをする場面が多々あります。その際にいかに自団体を魅力的に語れるかで共感を得られるかが左右されます。そのため、団体の皆様にはプレゼン力を身につけて今後の活動に活かしていただきたくこのテーマにしました。
プレゼン発表
全団体、本当に魂のこもったプレゼンでした。このSOCIALSHIPの審査会を団体様が勝負の場として真剣に準備して迎えてくださったことに、心から感激した1日でした。 最終審査会後の参加者の皆様の清々しいご表情やあたたかな空気感に「この景色を見るために頑張ってきたのだ」と心より思いました。
最終審査会までを振り返って、全てが上手くいったわけではないですが、最後まで団体様のためにという思いを忘れず取り組めたことで団体様に成長のきっかけを届けることができました。
団体様をはじめ、SOCIALSHIP2023に関わっていただいたすべての方に感謝いたします。
引き続き、3次助成終了まで事務局一同団体様を伴走していきます!