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  • 寄付チラシ制作
  • 2018

長野サマライズ・センター

SOCIALSHIP2018で寄付チラシ制作の助成先に選ばれたのは「長野サマライズ・センター」。
制作過程の中で、解決したい課題を数値化し、過去の実績を数字でまとめ、支援者との改めての接点を持たれたことで
きちんと必要な支援に目を向けた活動を継続していこうと、ご支援者だけでなく、法人内の認識も新たにされたそうです。

長野サマライズ・センター

助成団体コメント

「ソーシャルシップに参加した感想を教えてください!」

難聴のお子さんたちが、普通学校でとても苦労されていることに気づき、サポート活動をはじめて既に15年が経ちました。
非常にニッチな分野でがんばってきましたが「自分たちから伝えたいことが膨大で」「既にわかっていることが前提」になってしまったり、「どう整理すれば実績が伝わるのか」常に悩んでおりました。
偶然、まちづくりの視点で他地域の施設見学を兼ねて参加した広報セミナーで、ご担当いただいた林田様にお目にかかることができ、そういうNPO側の悩みに寄り添おうとしてくださっている、熱きプロの企業様グループがあることを知り、ぜひお力を借りたいと考えました。
細やかな聞き取りの中で、私たちが解決したい課題を数値化し、過去の実績を数字でまとめ、支援者との改めての接点を持たせていただく機会もいただけました。
聴覚障がいは「もっとも情報通信技術の恩恵を著しく受け、めまぐるしく変化している分野」と研究者の先生方がおっしゃる、その激流に巻き込まれてしまうことなく、
きちんと必要な支援に目を向けた活動を継続していこうと、ご支援者だけでなく、法人内の認識も新たにしました。本当にありがとうございました。

福井 良應 様

事務局長

小笠原 恵美子 様

長野サマライズ・センターについて

認定NPO法人長野サマライズ・センターは、聴覚障がいのお子さんの〝耳代わり〟になろうと、活動を続けています。
「聞こえない聞こえづらい」方々は人口の10%もおられるのに、外見からは、その不便さやつらさを理解することが難しく、支援制度は立ち後れています。
 一方で「人工内耳」「補聴器」といった医療的補聴援助機器がめざましく進化し、聴覚障がいがあっても9割のお子さんが普通学校に通うようになりました。
しかし、音声のみの情報が圧倒的に占める中、文字などによる視覚からの情報を補うことが必要です。
手書きで横に同席して支援を行っていた時代から、パソコン、スマートフォンの登場で
離れた場所からでも支援を届けられるようになり、さらにはAIの活用などで音声認識システムなども進化し、私たちが目指す「文字情報があたりまえにある社会」に、少しずつ近づいています。
 学校で、教室で、いつでもどこでも「みんなと一緒に笑いたい、学びたい」の想いを支えるために、一人でも多くのお子さんを笑顔にするために、これからも活動を継続していきます。

制作陣コメント

「制作にあたり込めた想いを教えてください!」

制作する前に、これまで団体内で作成された広報物を確認させていただき、その上でヒアリングをさせていただきました。そこでわかったのは、寄付に特化した内容だけではなく、活動紹介も押さえた内容が、現場で機能しやすく、今回のチラシに求められているということでした。
そのため、そもそもの聴覚障害の現状、教育現場で何が起きているのか、長野サマライズ・センターさんがどんな解決策を実践されているか、そしてその実践がどんな成果に結びついているのかを指差し説明できるような構成にしました。
読み手にとってわかりやすく、スタッフにとって使いやすいチラシになるように、常に意識をしながら制作を進めていきました。
このチラシをご活用いただき、支援の輪が広がることを心から願っています。

林田全弘

株式会社ガハハ
アートディレクター
グラフィックデザイナー

林田全弘

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