3月19日（土）二次助成STEP3「寄付者とのコミュニケーション設計」をオンラインにて開催しました。

当日、前半では「支援者コミュニケーション体制づくりのためのセミナー」と「ファンドレイング業務で使用するメインビジュアルの作り方に関するセミナー」を実施し、後半では、ファンドレイジングの年間スケジュール作成をするワークショップを実施しました。

「SOCIALSHIP2021」では助成先に対して、約1年間のスパンでファンドレイジング戦略の計画づくりから実践までをトータルサポートする「ファンドレイジング強化＆クリエイティブ助成」を進めています。二次助成団体に選ばれた5団体は、2か月にわたりファンドレイジングの強化をするためのセミナー・ワークショップを受講しています。

・NPO法人全国ギャンブル依存症家族の会
・NPO法人Alazi Dream Project
・NPO法人河北潟湖沼研究所
・特定非営利活動法人ピッコラーレ
・特定非営利活動法人釜ヶ崎支援機構

当日は、以下の内容で実施しました。

■セミナー

・実行段階の支援者コミュニケーション体制づくりセミナー
・知らずに損してるCanva新機能　それ、Canvaでこう作れます
  【クラウドファンディング用画像作成編】

■ワークショップ

・年間スケジュールを作成しよう
・全体共有会

・実行段階の支援者コミュニケーション体制づくりセミナー
支援者コミュニケーションの重要性から適切な交流体制の構築方法、CRMの選び方、各ツールの役割分担まで、あらゆる事例を紹介しながら、実践に活かせる総合的な知識やノウハウが共有されました。

・知らずに損してるCanva新機能　それ、Canvaでこう作れます
　【クラウドファンディング用画像作成編】

NPO専門の広報物のデザインを数多く手がけてきた講師により、デザイン作成ツール「Canvaの概要、CanvaをNPOにおすすめする理由が紹介され、最後に、クラウドファンディングのメインビジュアル作成を実演しながら使い方の紹介をしました。

・年間スケジュール作成ワークショップ

まず初めに、STEP2で作成したステークホルダーピラミッドをもとに、重要なステークホルダーに関する目標を決め、その目標を達成するためのアクションプランを考えました。次に、各アクションプランを実行するための年間スケジュールを作成しました。

・全体共有会

一団体ずつワークショップで作成した内容を発表していただき、伴走ファンドレイザーや助成元からフィードバックを行いました。

本セミナー・ワークショップを通して、助成先団体様からこのようなお声をいただきました。

「支援者コミュニケーションのセミナーで、各段階の支援者にきちんとしたアプローチができていないことを痛感しました」

「いままで年間スケジュールを立てていなかったので、これを機にきちんと作成し、着実に実行していこうと思います」 

二次助成のファンドレイジング強化のためのセミナー・ワークショップはSTEP3をもって以上となります。4月に最終プレゼンを発表していただき、三次助成のクリエイティブ助成を提供する団体を決定します。

SOCIALSHIP2021の全体の流れは以下のページからご覧ください。
https://social-ship.org/program.html